株式会社エイト設計

誘導標識の種類について

電気設備
2023/05/01

こんにちは、エイト設計です。

新年度が始まり、身の回りの環境が新しくなる方が多い春。札幌でもこの記事を書いている今まさに、桜の満開日の真っただ中にあります。

この時期は企業や学校においては、新しい場所でもいざというときにすぐに行動できるよう、避難訓練などを計画されるところも多いかと思います。今回はそんな避難に関するお話として、誘導灯についてご紹介します✨

(避難口誘導灯)

公共の場において、何気なく視線をやるとどこかしらに誘導灯を目にするかと思います。駅のホーム、コンサートホール、球場、ホテルなど……。

よくよく見ると緑地に白抜きで絵が描かれている誘導灯、はたまた白地に緑で絵が描かれている誘導灯、と、二種類あるのですが、なぜでしょうか。建物の内観に合わせて色調を選択しているのでしょうか? 実はこれ、設置条件によって色の区別がつけられているのです。

緑地に白抜きで絵が描かれているものは「避難口誘導灯」といい、非常口・避難口となる建物の出口を示す場所に設置されています。また、逆に白地に緑で絵が描かれているものは「通路誘導灯」といい、非常口・避難口までの経路となる道を指し示す目的で設置されているのです。そのため、避難の際はこの「通路誘導灯」の矢印に従って通路を進み、「避難口誘導灯」を目指して動くこととなります。

誘導灯は火事や地震が発生した際に、利用者の安全を守る目的で設置されているものの一つです。初めての場所や不慣れな場所に行く際は是非、気にかけてみてください。有事の際に落ち着いた行動をとりやすくなるかと思います💡

エイト設計では誘導灯の設置設計も行っております。法律に基づいた設置位置の検討・提案を行うことができますので、是非、お気軽に弊社までお問い合わせください!