第1回【設備設計の仕事内容とは?】

機械設備
2023/06/29

こんにちは、エイト設計です!
7月に近づき、札幌も初夏らしい天気になってきました。

今回はお問合せの多い「建築設備設計事務所って設計業務を受注した際、どんな仕事をするの?」という質問に2回に分け、お答えしたいと思います。まずは機械設備編をご紹介しますので、学生の皆さんや建築設備設計に興味がある方は参考にしてみてください!
弊社は道内官公庁の業務が大半を占めているので、今回は官公庁発注物件を例にご紹介していきます!

①設計業務を受注したら・・・
まずは社内で担当者決めを行います。担当者は発注者から提示された特記仕様書を確認し、事前に社内担当者で一度打合せを行います。そこで発注者との協議内容について要点を整理し、初回打ち合わせの準備を行います。
※発注物件によっては事前に水道局や消防等に確認しに行くことがあります。

②発注者との打ち合わせ
発注者の元を訪れ、初回打ち合わせ(通称:キックオフミーティング)を行います。
打ち合わせ内容は非常に多岐にわたりますが、設計与条件のなかで施設利用者や施設にとって最適な提案を行うためにも、相手とのコミュニケーションが一番大切になります。

③現地調査・官公庁協議
改修時は既存図の情報、新築時は上下水道・ガス等の情報を基に調査を行います。
弊社ではiPad等を現地調査時に使用し、撮影した写真に書き込みを行うことで設計図に起こす際や発注者協議の際にイメージを伝えるツールとして活用しています。
帰社した後には、現地調査報告を必要とする発注者もいるため「現地報告書」を作成し、設計方針について協議を行います。

と、ここまでが設計作図開始前の流れになります。
まだまだ伝えきれていないことがたくさんありますが、ぜひ設備設計に興味がある方はエイト設計の採用ページからご応募ください!

民間物件について設計の流れを詳しく知りたい!という施主様も、ぜひお問い合わせください。