換気について(2)

機械設備
2024/09/20

こんにちは、エイト設計です!
以前お届けした換気について、今回もご紹介したいと思います。

皆さんにとって身近な換気というと、住宅に必ずあるレンジフードや換気扇でしょうか。台所においてなくてはならない設備です💡

前の記事でも軽く触れていましたが、住宅の場合はシックハウス等を防止するために建築基準法上で部屋全体の容積に対して1時間あたりの換気回数である0.5回以上となるよう検討します。同時に、新鮮な外気を建物内に入れ外に排気するまでの最も効率的な経路も考えます。

例えばリビングや寝室から【新鮮空気】を取り入れてトイレや浴室で排気するという換気経路が良いとされています。

その【新鮮空気】には、レジスターと呼ばれる換気口から直接外気を取り入れる3種換気や、前の記事でもご紹介した機器内部で室内温度と室外温度を熱交換させて各室に機械的に給気する1種換気があります。

違いとしては、1種換気は冬や夏に室内温度と外気温度を熱交換するため、冬なら外気温より高く吹き出し、夏なら外気温より低く吹き出すことで省エネ性が高く、良好な温熱環境を得ることができます🔁3種換気は1種換気と比べ費用を抑えて導入することができ、月々の電気料金といったランニングコストも抑えられることが強みのため一般的に使われる換気方式となります。

どちらにもメリット・デメリットがあるため、合った換気方法の検討が重要となります。

エイト設計では、こういった住宅系以外に大規模建築物の換気設計等も行なっております。 換気に必要な天井内高さや階高などもアドバイスできますので、ぜひお問い合わせ下さい。