こんにちは、エイト設計です!今回は換気についてお届けします。
5月で5類にはなりましたが、コロナ禍からお客様の要望の中で「換気について」が重要視されることが多くなりました。一口に換気と言っても、一般住宅や集合住宅といった住居系と、学校・事務所・商業施設などといった非住居系で考え方は変わってきます。
今回は私たちに非常に身近な住居系をピックアップしてご説明します。住宅系の建物は建築基準法により居室の換気について、
①換気のための開口部の面積
②シックハウス対策の24時間換気システム
以上が定められています。
高気密・高断熱の建物が増えたことにより1990年代にシックハウス症候群が社会問題化され、いわゆる24時間換気が必須となりました。
ここ数年はマンションや公営住宅などが省エネ等の観点から、給気と排気を機械換気で行い排気の熱(室内熱)を利用する「第1種換気」を使うことが多くなっています。
利点としては熱交換した新鮮な空気(給気)は夏季においては室外より温度が低くなり、冬季においては室外より高い温度で吹き出します。そのため、特に北海道のような寒冷地ではエアコンや暖房機の燃料消費や消費電力を抑えることができ、家計にも優しいシステムとなります。
導入後には換気扇内にあるフィルター等の掃除が必要となりますが、換気量を確保するためにもメーカー推奨の掃除方法をオススメします!
熱交換しても外気温の方が低い場合は室温より冷たい空気が吹き出してしまいますが、少しでも冷たい空気が吹くのを軽減するために弊社では天井チャンバー方式など様々な提案をしています💡
エイト設計では、寄宿舎や公営住宅から学校・事務所まで、非常に多様な物件を手掛けています。是非、お気軽に弊社までお問い合わせください!